永遠に続く栄光パート1

マタイ6:33
イエスに従う決心をした後でも、この世の競争社会に引き戻される誘惑は非常に強いものです。しかし、偽りの文化を追い求めることは、自分らしさを失わせ、成功や失敗の背後に隠れて生きることにつながります。
一方、神の道は真実であり、この世の一時的な高揚感をはるかに超えて永遠に続きます。
ワークアウト
一時的なもの
イエスに従う前、使徒パウロは自分の血筋、教育、技術的スキルに頼って富と権力を得ていました。しかし彼は、それらを捨てて神の道を選びました。その道は決して楽ではありませんでしたが、栄誉、称賛、影響力、快適さといったものが一時的なものであることを彼は悟っていたのです。
パウロはコリントの教会への手紙の中で、スポーツの例えを用いてこの点を語っています:(1コリント9:24-25)
質問:
- 競技者として、あなたの一番の功績は何ですか?
- 試合や大会で勝った後、それについて考えるのをやめて、次の目標を考え始めるまでにどれくらいかかりますか?
永遠に続く栄光
最終的にパウロは、福音を公に語ったことで投獄され、殉教しました。その瞬間、彼は天におられるイエスと共にいました。彼の苦しみはすべて終わり、イエスに従う前に追い求めていた物質的なものは、もはや意味を持たなかったのです。
これは、あなたにもいつか訪れる現実です。だからこそ、神の栄光は永遠に続く栄光であることを心に留めておくことが大切なのです。天国の希望、そしてイエスとの永遠のいのちは、挫けそうになったり、諦めたくなったりする時に、あなたを支えてくれます。
パウロは次のようにも書いています:
「だから、わたしたちは落胆しない。たとい外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。なぜなら、このしばらくの軽い患難は、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちにもたらすからである。」(2コリント4:16-17)
神の永遠に続く栄光を目指して競うことは、この世の価値観とはまったく正反対です。しかし神の力によって、あなたはより大きな報い——地上での豊かな人生(喜び、平安、愛など)と天での永遠の命——のために競うことができるのです。
質問:
- イエスに従う決心をした競技者として、今後どのような困難があると思いますか?
- 今と永遠に続く神の約束を思い出すことは、やめたい、諦めたいという誘惑にどう立ち向かわせてくれるでしょうか?
まとめ
イエスに従うというあなたの決断が、長期的にどのような影響を持つかを考えるとき、次のことを思い出してください:
永遠に続く栄光は、イエスとの関係の中にしか存在しません。トロフィー、メダル、ニュース記事、金銭的な報酬は、いずれすべて消え去ります。(2コリント4:18)
この世の一時的なものと天にある永遠のものとの違いがわかってくると、あなたは自分の栄光を追い求める生き方から、神の栄光を映し出す生き方へと変えられていくでしょう。
行動の鍵
ハドル(小グループ)や静まる時に、自分の競技の目標を一つの列に、霊的な目標を別の列に書き出してみましょう。そして、それぞれの目標が地上の未来と永遠の未来にどのような影響を与えるかを比較してみてください。
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