栄光を映し出すパート2

第2コリント3:18
あなたが日々、神への信頼を深めていく中で、信仰は次第にあなたの人生の2つの領域にあらわれてきます。それは「時間の使い方」と「他者への関わり方」です。この二つは、競技においても人生においても、神の栄光を映し出したいと願うあなたにとって、重要な鍵となります。
ワークアウト
神の自由を表す生き方
アスリートは、「自分には十分な時間がない」という思い込みの罠に陥りやすいものです。家族、学校、スポーツ、友人関係に時間を割きながら、趣味や休息の時間も確保しなければなりません。さらにそこに、祈り、聖書を読むこと、教会での交わりといった信仰生活の要素も加わると、参ってしまうかもしれません。
神を信頼するなら、あなたは神を第一にするという、本当の自由を味わうことができます。それは、スポーツの世界が求める常識とは違う生き方を選ぶこと。そして何よりも大切なのは、自分の生き方を通してイエス・キリストがどんなお方なのかを周囲に示していくことなのです。マタイ5:16
- あなたの生活の中で、「時間が足りない」と感じるのはどんな時ですか?
- 神があなたの優先順位の見直しを助けてくださるなら、それは神の栄光を映し出すための時間と自由を与えてくれると思いますか?
神の御姿を映し出す
キリストに従うアスリートとして最も難しいことのひとつは、神の性質を映し出すことです。使徒パウロは、信仰者の人生にあらわれるべき属性について書いています。(ガラテヤ5:22-23)
競技者にとって、「御霊の実」はこのように表れるかもしれません:
愛:対戦相手を含め、すべての人に思いやりを持つこと。
喜び:勝ち負けに関係なく、神のうちに喜びを見出すこと。
平安:困難な状況の中でも、心を乱さず落ち着いていられること。
寛容:物事が思うように進まなくても、心を乱さずに待つこと。
親切:人を尊重し、思いやりをもって接すること。
善意:人に対して純粋な動機で行動すること。
誠実:困難なときにも諦めず、忠実に取り組むこと。
柔和:否定的なフィードバックを受けても、荒々しく反応しないこと。
自制:試合中の困難な状況においても感情を爆発させず、冷静さを保つこと。
現代社会では、これらの実を持つことは簡単ではありません。しかし、あなたの中にこれらが見えるようになるとき、あなたは神の御姿を反映しているのです。
- アスリートとして生きる中で、どの実を実らせるのが一番難しいと感じますか?
- それぞれの実は、あなたの生き方を通して、神の御姿をどのように映し出すと思いますか?
まとめ
神の栄光を映すことを目指すとき、次のことを覚えておいてください:
- 神の与える自由を映し出す生き方は、結果にとらわれる生き方からあなたを解き放ち、人生の優先順位や時間の使い方をよりよく導いてくれます。2コリント 3:17
- 神の御姿を映し出す生き方は、神があなたの人生に御霊の実を結ばせてくださるようになり、人との接し方に変化をもたらします。2コリント3:18
イエスのようになればなるほど、自分自身の栄光を追い求めることから離れ、神の栄光を映し出す者へと変えられていきます。
行動の鍵
ハドル(小グループ)や静まりの時に、エペソ3:14〜20を読んでみましょう。そして、キリストにあるあなたの新しい人生からもたらされる祝福(平安、恵み、希望など)を書き出し、それらについて考えてみましょう。
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