何年も前から、活発なピンクのウサギが登場するコマーシャルがあります。彼はエナジャイザー・バニーとして知られ、エナジャイザーという会社の電池を宣伝しています。そのスローガンは、電池はウサギのようにどんどん動き続け、長持ちするパワーを示すというものです。このコマーシャルは、これまでに無かった素晴らしいマーケティング戦略でしょう。
私たちは、休憩やリセットのために立ち止まらず、ひたすら前進し続けるなら、燃え尽きるか、少なくとも生産性と集中力が著しく低下するに性質があります。しかし、コーチング、競技、あるいは神のために働くという、最も崇高な大義や情熱の名の下に、私たちは自分自身に対してエナジャイザー・バニーの様に動き続けていませんか?私たちは皆、それぞれのチームを準備するためにたゆまぬ努力を続けるコーチや、いつもジムにいるアスリート、そして生活のために働き続ける社会人。私たちはそのうちの一人かもしれません。
聖書に登場する二人の姉妹は、毎日毎日がむしゃらに働くことがどのようなことなのか、そしてリセットボタンを押すことがどのようなことなのかを私たちに教えてくれています。マルタは、奮闘と奉仕に全力を注いてでいました。それは彼女の愛の言葉と言ってもいいでしょう。問題は、彼女が主であり救い主と共に過ごすこと以外に目が向いていたことです。ルカによる福音書を読むと、マルタは姉妹であるマリアが手伝ってくれないことに苛立ったことがわかります。一方、マリアは、リセットボタンを押すとはどういうことかを示す生きた模範です。マリアは、マルタと共に手伝うこともあったでしょう。しかし、イエスが現れたとき、マリアは立ち止まってイエスの前に座り、イエスを礼拝し、慕い求め、イエスに耳を傾けることにしたのです。マルタがイエスに不満を漏らし、マリアに助けを求めたとき、イエスはマリアがその瞬間、イエスと共にいることを正しく決断したことを思い出させました。大事なのは、時には一歩下がってゆっくりし、神の臨在にとどまり、神が私たちの優先順位を変え、リセットしてくださるようにすることなのです。
私たちは一日24時間、週7日、時速100マイルで走ることはできません。ただ主の御前に座っていることに大きな知恵があることを、マリアから学びましょう。
1. 休みなく仕事に打ち込み疲れ果てると、あなたはどの様になりますか?
2. あなたが神との歩みを楽しむためにペースを落とすと、あなたはどの様になりますか?
3. 主と共に過ごすことで、どのような恩恵を受けましたか?